〈リハビリ効果促進のための施術〉
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当院の施術〉のページでも書きましたが、皮膚・筋肉に傷が付くとカサブタができます。カサブタができた筋肉は【使えない筋肉】になりますので、筋力が弱ります。それを回復させようというのがリハビリの目的ですが、一般的なリハビリはカサブタをはがすことを目的としません。
結果、カサブタは残したままトレーニングを重ねることになります。
ですがこれは、私から見ると実に効率が悪い。
10人で支える会社で2人がケガをして、欠勤している。この場合、欠勤社員をそのままにして出勤社員8人を鍛えるより、できるものなら、2人が早く出社できるようお膳立てするほうが効率が良い、私はそう考えます。そしてそのために、役目を終えたカサブタをはがし、【使えない筋肉】を【使える筋肉】へと戻していきます。
筋肉はとてもまじめで勤勉なので、カサブタがはがせて機能を回復した瞬間、力を取り戻し始めます。施術がうまくいくと、日常生活で通常通りに身体を使うことがそのまま、カサブタがはがれた筋肉にとってのリハビリになりますから、特別なトレーニングは必要としません。
数か月以上、専門機関でリハビリに励んできたかたが、数回の施術で、より以上にすんなり回復した――となると驚かれますが、10人で支える会社はやっぱり10人で働いたほうが効率が良いという、ただそれだけのことです。