のぞみ整体院
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日常 12

200607 私的にはマスクの完成形!

 夏マスクですが、見た目の評判がそれなりに良いことと私自身の着け心地が快適なのとに気をよくして、いっそ売り出そうかしら?!くらいに浮かれていましたが、お試しで使ってもらった数人のかたからは、それほど好評でもありませんでした……。
 お渡しした相手は〈使い捨てマスクをメインで使用中〉の方々。ですので、不評!というよりは「使い捨てで別に不自由はしてないよ」という感じ。ただそれを差し引いても特別夏マスクが「魅力的!」「涼しい!」わけでもなかったようで、私としてはなんとも残念な結果でした。

 仕方がないので、地道に、手作り派の方々に作り方を案内し、ぼちぼちの普及を目指すことから出直そうと思います。ちなみに作り方はこちらです。
 が、でもなあ。夏マスク。蒸れにくいしメガネは曇らないし肌触りは良いし。飛沫拡散防止機能という点で、私的には完成形のマスクだと思うのですが、なんでスルーされたんだろう……。

 とりあえず私は、夏に限らず年中、これでいこうと思います。名前は、夏マスク改め〈幅狭(はばせま)マスク〉とでもしましょうか。そして好評だったら販売を考えることにいたします。はい。


200613 予防の作法

 「この生活、いつまで続けるんですかねえ……?」お客さんに嘆かれました。私も同感です。
 感染予防を徹底する・徹底したいというのであれば(って、そもそも現実的に〈徹底〉なんてできるものかどうかはともかくとして)、そろそろその予防の作法の必要最小限のところを示してほしいと思います。

 自分が感染しているとして、そのウイルスを外に撒かないという意味では〈喋るときにはマスクをする〉。
 自分はまだ感染していないとして、手に付いたウイルスを体内に入れないという意味では〈こまめに手を洗う・消毒する〉。〈洗っていない手で目・口に触らない〉。
 〈一般的な他人との接触〉を前提にすると、それしか対処はないのじゃないかなあと私は思っていて、だとすると、お金を手渡ししないとか、マスクをした上でさらにフェイスガードをするとか、〈入店時マスク着用〉を謳いながらレジ・カウンター周りにビニールをぶら下げるとか、そんな手間は全部要らないのじゃないかと思えます。

 エアコンの吹き出し口の位置によってはあのビニールは熱中症/冷え性を招きそうだし、きっちり顎下まで覆うフェイスガードをするならマスクは外せばいい。半端に微妙に短いフェイスガードではマスクが必要になるでしょうが。
 お金は、あのいちいちトレイを差し出される微かなエンガチョ感は、ささやかに疲れます。トレイの上にばらけて置かれた硬貨はやたらに取りにくくて回収に時間が掛かりますし。金属の上でも1日だったか3日だったかウイルスが活きていられるのなら、お金を触った手で目はこすらずに、ごはんの前には手を洗おう、をお互い徹底するほうが確実でしょうに、と毎回、口には出さずに突っ込んでしまいます……。

 こういう、〈しないよりはしたほうがマシ〉式におこなう手間は止め処なく増えますから、どこかの偉い人が大々的に「ここまではしてください。それ以上は不要です」ときっぱり線引きしてくれるほうが問題が少ないと思います。
 デパートなんかで隣のテナントがしていたら〈自分のところだけやめる〉はしづらいでしょうし、〈もしも〉を考え出すと、そもそもあるか・ないかよくわからない〈十分〉の位置は、余計にわからなくなります。
 これ以上の予防行動は不要、それでも不運にも感染してしまったら速やかに病院を受診して!の方向にそろそろ舵を切らないと、こんなやたらめったらな不自然、しんどくて長続きしませんわ。


200616 神田橋先生の小講義、質問受付終了と小講義開催中止のお知らせ

 神田橋先生の小講義への質問受付は昨日15日をもって終了いたしました。
 そして、残念なお知らせですが、9月12日開催予定の小講義としての集まりは中止することになりました。コロナ感染拡大の第2波(そしておそらく今後、第3波)の到来が懸念される中で、各地から人が集まることを危惧されてのご判断です。

 その代わり、といっては何ですが、いただいたご質問には文書でお答え願えることになっています。予定していたもう一つの柱、補足講義としてのインタビューは中止です。
 小講義自体をオンラインでする可能性はあるのかという問い合わせを早々にくださったかたもおられましたが、オンラインではいたしません。

 いただいたご質問とそのご回答については、質問者のお名前を伏せ、質問内容に存在する個人情報に配慮した上で、準備が整い次第、特設ページにまとめて掲載する予定です。
 当初予定していた〈小講義会場での公開〉が〈ネット上での公開〉になります。それは嫌だ・避けたいとお考えのかたは、6月23日までにsinnsatusituseminaa●yahoo.co.jp(●を@に換えてください。先にご質問いただいたアドレスと同じです)までメールください。掲載の最終予告と掲載完了のお知らせは、このブログでもいたします。
 なお、質問受付用のメールアドレスは質問・回答の公開完了時点で停止し、関連データはすべて削除いたします。そのように、ご了解ください。

 今回の企画を愉しみにしてくださったみなさまには、心苦しい決定で、申し訳ありません。
 発案者である私自身はもちろんのこと、乗り気でいてくださった神田橋先生も残念に思っておられます。
 せっかくのオモロイ企画を中止にしたわけですから、新型コロナに罹ろうが罹るまいが、大過なく、有意義な時間を過ごされますよう心よりお祈り申し上げます。どうもありがとうございました。


200618 締切り、その後。

 以前から親切にしてくださっている精神科医のP先生も、神田橋先生への質問を出してくださったお一人です。ここでその内容に触れることはしませんが、なんともP先生らしい、やんわり優しいけれど本質的に鋭いご質問でした。
 中止が決まり、そのことをP先生にメールでお伝えするとすぐにお返事くださり、残念です、に続けて、質問を考えるのは苦労だった、読んでいて質問が浮かんでも、さらにその先のところまで読み進めると答えが書かれてあったりして、質問が作れなかった、という趣旨のことを言われました。

 そのメールを読んで私は、これはもう、技術書に対する最高の誉め言葉(の一つ)だ!と感激しました。
 そしてこのお言葉が嬉しいのは、「だから質問が出せませんでした」の理由説明に使われるのではなく、「だからいっそ別の角度から気になったことを問うてみました」の理由説明に使われていることです。これはなんとも幸せなことです。あらためて、セミナーの中止を惜しく思いました。


 いただいたご質問の一覧は、一昨日、神田橋先生にお送りしました。
 送ったのは「年齢・性別・職種・在職年数」と「質問内容」の部分だけで、後日公開するのもそこだけにしましょう、と話が決まっています。

 予定では、7月中か遅くとも8月にはご質問・ご回答の全体が公開できるはずで、元々のセミナー予定日よりお返事は早くにいただけることになります。
 なぜ?の解消が先送りでなく前倒しにできたことだけは、せめてもの慰め、と言えるでしょうか。



 と、ここまでを今日のお昼に下書きしていたら、夕方になって「回答ができました」と神田橋先生から連絡いただきました。
 早すぎる……つい一昨日、ご自分で、1か月くらい掛かるかなあ、とおっしゃっていたのに……。

 そういったわけですので、20日23日までは公開不許可のかたからの連絡をお待ちするとして、今月中には公開できそうです。いましばらく、お待ちください。


200630 幅狭マスクの幅

 幅狭マスクを使っていただいた数人のかたのご意見によると、幅が狭いことに差しさわりはない(かもしれない)けれど、もうちょっと広いほうが落ちつくし、マスクとしても使いやすいとのことでした。
 試しに幅12cmのマスクをお渡ししたある男性からは「涼しくて良い! 良いけれど、もう1cmか5mm、幅を広くしてほしい」と言われ、他のことをあれこれお話した後で私が「じゃ1、2cm大きくするのですね」とこっそり水増しして念押しすると「いえ、2cmでは大きすぎます、1cmか5mmで」とあらためて訂正されました。ナルホド、かなり厳密に〈ちょっとだけ大きく〉なのだな。納得いたしました。

 そうして落ちついた〈できあがり寸法〉が、横幅13cm×縦の長さ12cm。縦には2か所にプリーツを入れますから、使用時には縦はいくらか長くなります。
 後から知ったことですが、いわゆる〈アベノマスク〉の横幅は13cmだそうで、男女共通サイズでの13cmは必要最小限の横幅なのかもしれません。
 私が幅狭マスクを思いついたのはアベノマスク(を着けている安倍さん)を見てのことでしたから、そのときはまだ手元にあった現物で測って作ればよかったわけです。

 ともかく、そんなわけで、モニターをしてくださったみなさんからのご意見を受けて、過去のブログの記事は、最新版の寸法に書き直しておきます。
 ご協力くださったみなさま、どうもありがとうございました。


200707 新店の契約完了

 やっと今日、契約書の提出までが完了して、移転にまつわる私側の手続きが一段落しました。
 引っ越し先は大阪府堺市北区長曽根町3082の9 アクシスジュンという建物の305号室。ワンルームマンションです。電話番号は変わらず同じで、072−250−5570です。

 整体のような〈商売〉をするに当たって、店舗でするか・マンションでするかは一つの大事な選択ですが、これまでの私は、かさばる器具というか機械(?)を置いていたり観葉植物が大きかったり・たくさんだったりで、それなりの広さが必要でした。
 そんな事情でほとんど必然的に店舗を選んでいたわけですが、機械は疾(と)うの昔に扱わなくなりましたし、観葉植物も枯らしたり小さくしたりでずいぶん体積が減って、広さを持て余す気分が強くなってきました。で、つい先日、狭いところに移ろう! 思い立った次第です。

 最初の白鷺の店では2年、いま居る中百舌鳥町では15年ほど。私はもう、17年も整体をしているのだな……。根っからの飽き性なのに、よく続くもんです。
 今日のお昼に、不動産屋さんにお願いして室内の採寸をさせてもらいました。2回目の入室で、改めて室内を見て、あっさり明るい、気持ちの良い部屋だなあと嬉しく思いました。この部屋で、細々、長々と仕事が続けられることを願います。

 新店では、オートロックでの応対や空間が狭くなったことなど、主(ヌシ)なる私自身が使い勝手に不慣れですので、もたもたしてご迷惑をおかけすることが多いだろうと予想しています。その辺りは、ぼちぼち見守っていただけると助かります。
 どうぞ、新店に移って後も変わりなく、のぞみ整体院をよろしくお願い申し上げます。



※中百舌鳥町での営業は7月24日(金)までになります。
※長曽根町での営業は8月1日(土)からになります。


200721 引っ越しと出版、進行中。

 引っ越しの段取りは、ぼちぼち進んでいます。電気や電話の手続きを依頼して、あれは捨てる・これは持っていくの分別を少しずつ始めて、窓や入口扉に貼り付けた店名シールをせっせと剥がしかけて(まだ途中)、……。
 シールを剥がすのに必要だから脚立は最後までなかもずに置いておくこと、とか、高さのあるクローゼットを有効活用するために2段ボックスは長曽根(引っ越し先)に持っていくこと、とか、ちまちました注意書きをどんどん頭にため込んでいる状態ですが、引っ越し当日になったらどうせバタバタ・オロオロ状態で、間違えて持って行っちゃったり・置いてきちゃったりするんだろうな、と、自分のおっちょこちょいを半分諦めつつも、一応、あれこれ計画だけはしています。やれやれ。

 引っ越しの段取りが少しずつ進むのに併せるかのように、9月出版の新刊本の準備も、着々と進んでいます。こちらもとても嬉しいです。
 タイトル、表紙はしばらく前に決まっていて、値段はつい最近に決まって、校正原稿のホントのホントの最終入校が昨日、ようやく済みました。やっとこさ、あとは印刷を待つばかり、な状態にこぎつけました。

 一番最初の原稿を作り上げるために何度も何度も読み返して手を入れて、それを出版社に入稿してから後は校正のたびにまた何度も何度も読み返して手を入れて、も――ッいったい何回読み直すのッと呆れるくらいに読み返しているのに、それでもやっぱり、ちょこちょこ直したい部分は出てきますし、実際、「まだいいですか?」「あ、これもいいですか?」と、出版社さんの顔色を窺いながら訂正を続けていました。それもようやく、一段落。ほっとしたような、寂しいような。

 不思議なのは、こんなに何度も読み込んで作ったはずなのに、出版してしばらくすると内容のかなりの部分を忘れてしまうことです。自分で最初に作った本なんて、もはや、何を書いたのかさえ怪しい……。
 出版して半年もすれば、「あの本に〜〜って書かれてあったでしょう?」と、読んでくださったお客さんから細かい点を訊かれても、「うーん、書かれてあったかな?」。冴えない返答をする羽目になります。薄情なもんです。とはいえ、内容は忘れても〈出版した嬉しさ〉は、ず――っと持続しますから、それはそれで良いのですが。


200802 引っ越し完了、営業再開しました。

 7月24日までは〈ぼちぼち気分〉で進めていた引っ越しですが、いざ25日から休業して、本格的に取り掛かってみると、怒涛の作業量でした。25日から27日頃までは天気がひたすら雨続きだったのもあって思うように進められず、かといって晴れてくると、いきなりの酷暑で動くのが嫌。ほど良く涼しい曇り空には恵まれなかった引っ越しでした。
 まあ、でも、最悪のタイミングでの土砂降り、みたいな目には遭わずに済みましたから、それだけでも御の字とはいえるでしょう。

 今日で営業再開2日目ですが、荷物はなんとか押し込んだものの、整理するところにはまだ至れず、えーとメジャーはどこだっけ、あれ?セロテープは……、みたいなことをしています。物の置き場所も定まっていませんから、お客さんにうつぶせになってもらおうと枕を外すと、その枕の置き場所がない。えーと、えーと、と枕を持ってウロウロした結果、やっぱり3段ボックスがもう一つ要るな。勝手がわかってきました。
 ちなみに、半分しか敷けていなかったカーペットは、先ほどようやく全面に敷き終えました。細かく見ると素人丸出しの仕事振りですが、概ね、良し。足元の感触が優しくなって、すっきりしました。

 今度の建物はオートロックです。〈オートロックを開ける人〉になるのが私は初めてで、解錠しないまま受話器を置いてはイカンのだと学んだり(1人目のお客さんでいきなり失敗した…)、通話時にするお客さんへの案内マニュアルを考えなきゃいけないなと思ったり(「部屋前でのピンポンは不要です」と必ず言う、とか)、あれこれ不慣れな課題が出てきて愉しいです。

 引っ越しして何が嬉しいといって、ともかく部屋が狭くなったのが嬉しくて仕方がない!です。狭くて明るくて風通しが良くて静かで。
 空間を持て余す感じがなくなったおかげで、余計な力(りき)みがなくなりました。私自身の気分としては、工場から工房に移った感じ。おさまりの良い殻に着替えたヤドカリの気安さ、です。ベランダがあるのもいろいろ便利で、これも嬉しい。

 と、こんな調子でしております。
 部屋は小さくなりましたが、引き続きのおつきあい、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 あ。自転車置き場は、入り口を通り過ぎた突き当たりになります。ちょっとわかりにくいことで、ごめんなさい……。


200803 9月にできあがる本について

 お知らせが遅くなりましたが、9月出版の本について、です。

 今度の本は2部構成になっていまして、対談(=神田橋條治先生と私)+座談会(=神田橋先生・杉山登志郎先生・高宜良先生・私)でできています。私以外はみなさん、精神科医でいらっしゃいます。
 2部のうち、座談会は昨年末に新たにおこなったものですが、対談部分は、2年前出版の『いのちはモビール』(木星舎)と同じ音源を使っています。要は、完全改訂・再構成原稿の出し直し、です。

 タイトルは、『心と身体といのちのこと』。出版社は『神田橋條治の精神科診察室』と同じIAP出版。出版予定日は9月1日。定価は2300円+税=2530円、となります。
 表紙装幀は『診察室』と同じくiDの泉屋宏樹さんが担当くださって、全体にほんのり薄いピンク色、帯はナシ、の作りです。
 表紙装幀については、〈1冊目の本は中性的な色味で、2冊目はその反対色で〉というパターンが私は好みのようで、自分で作った自著の表紙も〈1冊目=緑、2冊目=赤〉でしたし、プロの装幀家にお願いして作ってもらった神田橋先生との本も〈1冊目=薄緑、2冊目=ピンク〉となってしまいました。この方式は、3冊目を作るときにちょっと困りそうですが、私に限ってはもう単著も共著も作ることはないでしょうから、調和した時点で完結できてよかったです。

 内容は、精神科医と整体屋が技術について語りながら、神田橋先生の技術のツボを訊いていく、といったものです。このときの対話とその後の本作りがなければ『診察室』はできていませんから、名実ともに原点と言える対談です。
 出来具合は、私は好きです。『診察室』でインタビューを経験し、いくらかは対話力が向上した(はずの)いまの私からすると、かつての自分の〈対話者としての至らなさ〉に言いたい文句は山ほどあります。が、それでも、まあ、これはこれと許しつつ、好きだなあとほっこりできるくらいの状態には仕上がったかな、と思います。

 私がこれまで作ってきた本は、1冊目の単著は技術書で、2冊目はエッセイ風、それ以降は共著で、3冊目が対談、4冊目がインタビュー、そして今度の5冊目は対談と座談会。かなりいろいろな形式の本作りを経験させてもらったおかげで、〈どういうふうに作るか〉みたいな視野は広げられたように思います。
 3冊目の対談をする前には「座談会がしたい」と神田橋先生に提案していて、先生と参加予定者の皆さんは乗り気でいてくださっていたものの、企画自体がすぐにポシャったことがありました。そのときはがっかりしましたが、たとえ実現していても、当時の私の構成力では、座談会は到底、原稿化できなかっただろうと思います。
 その意味で、今回の座談会は読んでいて自分で嬉しいです。杉山先生からのお褒めの言葉「僕たち、こんなにマジメな話もしていたんですね!」に、ニヤッとしちゃう出来です。
 どうぞ、完成をお楽しみに!


200820 移転・営業再開にまつわるあれこれ

 8月1日までに無事引っ越しを終え、営業を再開しました。が、問題が2つありました。ひとつは自転車置き場の件、もうひとつは、クーラーの件、でした。

 自転車置き場は、お客さんの自転車をどこに置かせてもらえば良いのか、私が管理人さんに確認していなかったことがそもそもの失敗でした。営業再開早々、自転車はどこに置けばいいの? 単車より大きいサイズのバイクは? 私だけの判断では対処できない事態に直面し、飛んで行って、管理人さんに泣きつきました。
 管理人さんは、も――ッ、そんなこと、入居前に確認しておいてよねッの空気は出しながらもテキパキ対応くださって、奥にスペースを作っていただきました。

 クーラーは、微妙でした。入居すぐに試しに作動させてみて、あんまり利きが良くないようなのには気づきました。が、電気製品のことですから、しばらく使ううちに本調子になるのかもしれないし、それ以前に前の店に付いていたのが業務用エアコンでしたから、家庭用エアコンの馬力だとこれくらいが普通なのかもしれません。要は慣れの問題? ちょっと様子を見てみるか……で数日待ってみました。が一向に良くならず、窓に遮光カーテンを吊ってみたり、保温効果を狙って入り口にカーテンを吊ってみたりもしましたが、抜本的な改善は望めず。
 いよいよダメだ!となって「やっぱりダメです!」と管理人さんに改めて訴えて、お盆開けの18日に新調してもらうことができました。……良かった。
 いまは27度で十分涼しい……。それ以前は、20度でも気分は熱帯雨林でしたから、機械が古いとか外気が暑いとかだけでなく、本当に壊れていたんじゃないかと思います。やれやれ。

 どちらの問題も、期間中にお越しくださったお客さんのみなさまには、ご迷惑をおかけいたしました。次回お越しの際には、自転車・バイクは停めやすく、室内は涼しい状況になっていることと思います。


 また、それとは別の問題も出てきました。
 7月頃から、ホームページでもブログでも、そして来店くださったお客さんには直接に、「8月1日から移転します」と書きまくり・言いまくっていましたが、要注意なのが、久しぶりに来られるお客さんです。ホームページもブログも見ずに、前の店に行ってくださりかねないことをお客さんに指摘され、慌てました。それ以来、予約いただいた電話で忘れずに確認すること!を、肝に銘じています。
 が、それに加えてもうひとつ要注意だったのが、店のホームページでないいわゆる情報サイト・ポータルサイトをご覧になった初来店のお客さん、でした。この種のサイトは無料で掲載してくれていてありがたいのですが、更新されないまま、以前の住所が表示されている可能性が高いです。
 予約のお電話を受けた時点で、公式(というのも大袈裟で恥ずかしいですが)ホームページで確認してね!とお願いするか、新住所は長曽根町です(ちなみに中百舌鳥町は旧住所です)と補足するか、何かしらの確認をしていこうと思います。

 またさらに、〈店のどこにも看板の設置はない〉ことを、ホームページで告知するようお客さんから指摘されました。それで先程、短い注意書きを追加しました。


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